クロスワードや数独(ナンバープレイス)に代表される、「ペンシルパズル」というものがあります。日本には「ニコリ」というパズル専門の出版社(「数独」という名前を命名し、世界的にヒットさせてSUDOKUという国際語にしてしまった会社です)があり、ここのパズルが私も大好きなのです。
この出版社の出す「パズル通信ニコリ」という雑誌に、『地元の図書館に、ニコリの本が多数所蔵されている』という投書がありました。
ペンシルパズル本は書き込んで問題を解いてはじめて意味があるものだと思いますが、図書館の本に書き込みをするのは、大きなマナー違反です。さてこの「書けないパズル」に価値はあるのでしょうか?ちょっと考えればこの矛盾に気づきそうなものですが、司書さんは、いったい何を考えてニコリのパズル本を買っているのでしょう?謎です。
ペンシルパズル本に資料的価値を認めて、遠い将来に残すために蔵書しているのか?
はたまた、購入依頼が入るので仕方なく買って蔵書しているのか?
それとも、図書館にコピー代を落としていってもらう作戦か…?
かつてはこんなマニアックなものも出していました。
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