ライトノベル・フロントライン1: 特集 第1回ライトノベル・フロントライン大賞発表!

遅くなりましたが、ついに刊行されました。

前著『ライトノベル・スタディーズ』から早2年、ライトノベル研究会から待望の新刊がお目見えします。その名も『ライトノベル・フロントライン1』。ナンバーが振ってあることからお分かり頂ける通り、ライトノベル研究会から定期刊行物としてお送りします。(年2回刊行を予定)

創刊号の特集では、今回創設された第1回ライトノベル・フロントライン大賞を発表します。

小特集では、氷室冴子や新井素子らが活躍した1980年代の少女小説に注目。各分野の研究者が集まるライトノベル研究会だからこそ提供できる、充実した内容でお送りします。

私はライトノベル・フロントライン大賞およびコミック化作品のレビュアーとして参加しています。
ご興味のある方はぜひご覧ください。

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※残念ながら、まだ書影が出来上がっておりません。あしからず…

時間をかけて準備しておりましたが、やっと皆様にご案内できます。

前著『ライトノベル・スタディーズ』から早2年、ライトノベル研究会から待望の新刊がお目見えします。その名も『ライトノベル・フロントライン1』。ナンバーが振ってあることからお分かり頂ける通り、ライトノベル研究会から定期刊行物としてお送りします。(年2回刊行を予定)

創刊号の特集では、第1回ライトノベル・フロントライン大賞を発表します。2014年の1年間に刊行された新人作家の新作の中から、作品の「質」を重視した選考を行い、大賞および特別賞を発表します。

小特集では、氷室冴子や新井素子らが活躍した1980年代の少女小説に注目。各分野の研究者が集まるライトノベル研究会だからこそ提供できる、充実した内容でお送りします。

2015年9月末刊行予定です。興味を持った方は、忘れないうちにぜひ予約を。

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コンピュータの動くしくみ

◆書誌情報
出版社による書籍紹介ページ
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/2746.html
2012年 絶版となりました。
◆解説
◇出版社解説文

新人エンジニアや情報工学を学ぶ学生など、コンピュータを学びたい人向けに、コンピュータのしくみをハードウェアの側面からわかりやすく解説した入 門書です。コンピュータを学ぶというと、どうしてもプログラミングを学ぶことと思いがちですが、ハードウェアを学ぶということは、ソフトウェアをより深い レベルで理解することにつながります。本書ではまず、0と1だけで計算する2進数のしくみを考えるところから出発し、その計算を電気回路、電子回路に行わ せるにはどうすればよいか、メモリーやCPU、I/Oについてもわかりやすい図解を交えて解説します。また、Flashアニメで回路の動作がみられます。

◇著者解説文

「コンピュータはどのようなしくみで動いているのか?」という疑問を解決するために必要な情報だけを厳選して詰め込みました。主な対象読者はコンピュータを学ぼうとしている高校生、大学生、新社会人の方々です。

例えプログラマといえども、コンピュータエンジニアとしてはハードウェアの知識も必要です。特に組み込みコンピュータの分野ではハードとソフトの両 方を理解している人材が求められています。しかし既存の本は、電気なら電気、論理なら論理、電子回路なら電子回路の分野を深く掘り下げる形で書かれている のが普通です。コンピュータは多くの分野が交錯した複合分野であるため、ハードウェアを既存の本で学ぼうとするといくつもの本を読んで理解しなくてはなり ません。そこで本書は思い切って分野の垣根を取り払い、コンピュータの理解に必要な知識だけを丁寧に解説することで、ハードウェアを学ぶ入門、足掛かりと して役立つ本を目指しました。

また、ただのイラストだけでは理解が難しい部分に関しては、本文に示されたQRコードを携帯電話で読み取ることで、Flashムービーによる解説を見ることができます。

2010年11月20日発行の 工学院大学 学園広報誌『窓 Vol.168』に紹介記事を掲載していただきました!
http://www.kogakuin.ac.jp/mado/mado168.pdf

◆正誤情報

以下の誤りが見つかっています。謹んでお詫びいたします。

  • 第1版1刷
    • p.III はじめに l.2「ハードウェアの側面からを理解する」→「ハードウェアの側面から理解する」
    • p.43 図2-13 d(デシ)は正しくは10^-1 であり,正しくは0の線とm(ミリ)の線の間に位置します.
      • d(デシ)は、10^1を表すda(デカ)の誤りであるとの指摘も頂きましたが、デシを表す事が著者の意図です。(daは通常使用する事がほとんどない接頭辞であるため)
    • p.80 図3-9 「NOT回路に0が入力」→「NOT回路に1が入力」
    • p.97 「Cont」→「Cout」
    • p.102 下から4行目 「ABCinA+CinB+AB」→「CinA+CinB+AB」
    • p.103 図3-49の上 「この回路を図3-49に付け加えると」→「この回路を図3-43に付け加えると」
    • p.120 図4-6 「11+10=100」→「11+10=101」
    • p.127 図4-17 -が半角になってしまい、バランスが悪くなっています。
    • p.161 下から4行目 「わかりにくい回路だTと・・・」→「わかりにくい回路だと」
    • p.172 「図6-5の③メモを見て足し算」→「図6-5の③メモを見て引き算」
    • p.192 下から6行目 「ALUを挟まっていることで」→「「ALUが挟まっていることで」
    • p.193 同一の脚注が重複してしまっています。
    • p.205 図6-35 最上段 出力 「0(数字)」→「O(アルファベット)」
    • p.205 下から2段目 出力 1→0
    • p.254 下から4行目 「図8-6」→「図8-3」
    • p.260 下から4行目 「スイッチを上に上げると」→「「スイッチを下に下げると」
    • p.233 最下行「ですからこの方法プロ…」→「ですからこの方法でプロ…」
    • p.238 図7-14 「ブラウザ情報」→「フラグ情報」
    • p.299 3章(1)解説内 「という問題の条件に~」→「という問題の条件に~」
    • p.300 9章(3)解答 「Aclnowledge」→「Acknowledge」
    • p.300 回路図 縦に4つ並んだAND回路のうち、一番下はBCDに接続するのが正しい

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ライトノベル・スタディーズ

◆書誌情報
出版社による書籍紹介ページ
http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-9216-2
◆解説
◇出版社解説文

アニメ・漫画・映画・文学にも大きな影響を与え続けるライトノベル。ラノベの過去から現在までを押さえたうえで、ジャンルを越境するラノベの可能性やより深い作品読解を大胆に提示する。海外ラノベ事情を紹介するコラムや年表も所収するラノベ研究入門書。

◇著者解説文

前著『ライトノベル研究序説』から4年半。ブームは多少峠を越えた感じはあるものの、まだまだ出版界では大きな存在感を放っています。

研究序説と同様、幅広い分野の視点を取り込みながら、研究序説よりさらに踏み込んだ検証・論考をそろえました。

山口は、「春来たる死神は幾度もやってくる――桜庭一樹『GOSICK』の復活劇」「ライトノベル作品群の統計解析」を担当しました。

ライトノベル研究序説

◆書誌情報
出版社による書籍紹介ページ
http://www.seikyusha.co.jp/books/ISBN978-4-7872-9188-2.html

本書所収の拙稿「セカイ系と日常系」が、前島賢氏の「セカイ系とは何か―ポスト・エヴァのオタク史」に主要参考文献として紹介されました!

◆解説
◇出版社解説文

アニメ的なイラストがついているエンターテインメント小説であるライトノベルは、メディア・ミックスを繰り返しながら若者だけでなく多くの人々を魅 了している。もはや文化現象とさえいえるライトノベルの歴史、オタク文化・ゲーム・児童小説などとの関連性、解読するための多様な視点、具体的な作品読解 など、ライトノベルをより楽しく読む手法を余すところなく丁寧に伝授する。

◇著者解説文

ここ数年、ライトノベルと呼ばれる形式の小説が若者を中心に人気を集めています。それに伴い、大学の文学部などでは、ライトノベルをテーマとして研究を行いたいという学生が急速に増えています。

その一方で、ライトノベルに関して十分な知識を持った教員はまだ少なく、さらにはライトノベルそのものが、まだまだ一般にはアカデミックな研究対象として見なされていないという問題があります。

そこで、様々な専門を持つメンバーがライトノベル研究会として集まり、ライトノベル研究を行う際の手引となるべく執筆されたのがこの本です。様々な角度からライトノベルの実体を切り取り浮かび上がらせる形で、ライトノベルとは何なのかを考察します。

ライトノベルがたどった複雑な歴史を立体的に網羅した年表、豊富な参考文献紹介など、研究資料としての使いやすさにも配慮しています。

山口は、2つのコラム(「セカイ系と日常系」「情報工学」)を執筆しました。

◆正誤情報

以下の誤りが見つかっています。謹んでお詫びいたします。 (山口の担当箇所のみ示しています)

  • 第2刷
    • p.149 4行目 『イリヤ空、UFOの夏』→『イリヤの空、UFOの夏』
  • 第1刷
    • p.151 注(4) 正しくは次の通り
      • 葵せきな『生徒会の一存 壁要学園生徒会議事録1』(富士見ファンタジア文庫)、富士見書房、二〇〇八年
    • p.151 注(5) 正しくは次の通り
      • 葵せきな『生徒会の三振 壁要学園生徒会議事録3』(富士見ファンタジア文庫)、富士見書房、二〇〇八年