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4359516555_b9580382c6_z以前ブックオフにて本を漁っていた時の事。気になった本を適当に手に取りながら吟味していると、一冊の本に、しおりのようなものが挟まっていました。

すぱっと開いてみると、中に入っていたのは栞でも出版社のチラシでもなく、1枚の葉書。それも、元所有者に宛てた(と思われる)完全に個人的な葉書。あまりに予想外で信じられないオマケ(?)だったので、思わず本そっちのけで、表・裏・表・裏・と何度も見返してしまいました。

ちょっと本を閉じるとき、丁度良い栞がなくて手近にあるもの(カバンの隅にいつの間にか溜まっているレシートを挟んだりすることが多い)を挟んでしまうことは私も良くあります。ただうっかり放置してそのまま古書店に売ってしまったりすると、ブックオフなどの大手チェーン店では、買い取った本のチェックが行き届いていないことが多いので、そのままプライベートな手紙が放浪の旅に出ていきかねません。注意しましょう。

…古書に挟まったプライベートな手紙など見つけてしまった場合は…とりあえずその本と一緒に手紙を一緒に店員へ渡すのが賢明でしょうね。持ち主に返却できるのかどうかはわかりませんけども。


トップで使用した画像は、コーネル大学図書館が所蔵するもので、かのルーズヴェルト大統領のもの(らしい)です。ふと手に取った古書から、お宝ものの手紙が出てくることが、ひょっとしてあるかも…?

Theodore Roosevelt Postcards / Cornell University Library