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The best of Beaujolais is ?

ボージョレの当たり年はいつ?

【本当にくだらないネタなので、先に謝っておきます。】

先ほど「ボージョレ・ヌーボーの絶妙なキャッチコピー一覧(預言つき)」という2chのまとめ記事を見たところ、話題に上っていたのは次の書き込み。

【話題】生産者「我がワイン人生最良の年」 ボージョレ・ヌーボー、関空に初荷 解禁日は11月19日
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1446275540/
29 :名無しさん@1周年:2015/10/31(土) 16:25:21.88 ID:bs/wFObF0.net
95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年 「過去50年でも素晴らしい出来」
10年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
11年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
12年「ボジョレー史上最悪の不作」
13年「小粒だが味の濃いブドウが収穫できた」
14年「近年の当たり年である2009年と肩を並べるクオリティ」
15年「我が人生最良の年」
16年「当たり年の昨年を超える味」
17年「もうこれ以上はない風味」
18年「香り味共にここ数年で最高の出来」
19年「素晴らしいの一言」
20年「オリンピックも忘れさせる美味」

それに続く

35 :名無しさん@1周年:2015/10/31(土) 16:29:08.84 ID:MYF+G1TY0.net
>>29
何で未来の分もあるんだよ!

は大変もっともな指摘なので、2016年以降の分は無視するとして、では95年以降のベストヴィンテージはいったいいつなのかが気になった。上記まとめサイトでは2015年がベストなのでは?という書き込みもあったが、私なりに時期を追って考えてみると、つぎのようにまとまった。

コメント (当時の)ベストヴィンテージ 根拠
1995 「ここ数年で一番出来が良い」 1995 初期値
1996 「10年に1度の逸品」 1995 95年を上回る保証がないので保留
1997 「1976年以来の品質」 1997 つまり、1995年を上回る品質なのでベスト年更新
1998 「10年に1度の当たり年」 1997 97年を上回る保証がないので保留
1999 「品質は昨年より良い」 1997 同上
2000 「出来は上々で申し分の無い仕上がり」 1997 同上
2001 「ここ10年で最高」 2001 1991年以降で最高=97年を上回るのでベスト年更新
2002 「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」 2002 2001年を超えるのでベスト年更新
2003 「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」 2003 近年にない=少なくとも前年を上回るのでベスト年更新
2004 「香りが強く中々の出来栄え」 2003 2003年を上回る保証がないので保留
2005 「ここ数年で最高」 2005 ここ数年で最高=2年前(2003)年は上回るのでベスト年更新
2006 「昨年同様良い出来栄え」 2005 2005年を上回る保証がないので保留
2007 「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」 2005 同上
2008 「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」 2005 同上
2009 「過去50年でも素晴らしい出来」 2009 2005年を上回るのでベスト年更新
2010 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」 2009・2010 2009年に匹敵=同等としてベスト年追加
2011 「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」 2009・2010
2012 「ボジョレー史上最悪の不作」 2009・2010
2013 「小粒だが味の濃いブドウが収穫できた」 2009・2010
2014 「近年の当たり年である2009年と肩を並べるクオリティ」 2009・2010・2014 ベスト年である2009年と同等としてベスト年追加
2015 「我が人生最良の年」 2009・2010・2014 2009・2010・2014を超える保証がないので保留

故に、2015年現在のベスト・ヴィンテージは2009・2010・2014のようだ。(言うまでもないことだが、保存状態や熟成による風味の変化は一切考慮していない。ただ単に記載されていたキャッチコピーだけを読み解いて整理しただけなので、あまり当てにしないように。)


現在ご覧のページの最終更新日時は2015/11/01 20:31:24です。

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