2月18日付の記事で、「電気用品安全法」なる法律が施行されている事を知った。
所定の検査を受けた電気機器にPSEマークが付与され、このマークの付いていない
電気機器の流通を禁止する法律である。
私の父は音楽の演奏を仕事としているが、
音楽には多くの電気機器が関わる。アンプ、ミキサーといった装置は、
新品で入手できるからまだ良いものの、フェンダー・ローズのように、
すでに製造されておらず、中古市場でしか流通していない電気楽器は、
入手が著しく困難になる可能性があり、音楽業界は大きなダメージを受けるだろう。
同法では、届出をした上で外観、動作、漏電試験を行えばPSEマークをつけて良い、
という事になっているようだが、漏電試験には1000Vの電圧に耐えることとなって
いる。一点物の楽器にこれほどの電圧を加えることは、破損につながる危険性が
極めて大きく、破損しないまでも、その寿命は著しく短くなることが予想される。
このように、問題を多く抱えた法律が知らぬまに施行され、音楽文化の発展を害する
という事に、危機感を感じる。同法のあり方について、今一度検討をして欲しい。
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