「ステレオ・ボイス」
〜電話の向こうにあるのは人か?機械か? 残念、答えは“存在”さ。〜
秋の京都には、独特の風情がある。
と、世間では言われているらしいが、実はそうでもない。
というより、秋の京都というのは地元に住んでいる住民にはなかなか実感がないものなのだ。
景色を見る分には、お寺の境内が紅葉で赤く染まり、秋らしさを十二分に演出してくれる。
ただし、その頃にはもう風は冬並みに冷たい。
特に、北に上って行くに連れ、山から吹き降りる木枯らしが街を冷やしていく。
まして、今にも壁がはがれそうな骨董アパートの一室が、
その風の影響を受けないはずがない。
「へっ、くしょい!!!」
僕は反射的に読みかけのミステリー小説から顔をはずして、今日何度目かのくしゃみをした。
「うぅっ、寒くなってきたな...」
いくら窓ガラスを閉めようとも、いくら襖を閉めようとも、立て付けが歪んだ家では
隙間風があちこちから入り込んでくる。
これはこれで、換気状態はすこぶる良好だから、シックハウス症候群の心配は皆無...
...もっとも、シックハウス原因物質が入っているような建物ではなく、
入っていたとしてもとうの昔に消えてなくなっているはず。
「...走ってこようかな...」
寒さを蹴散らすには体を動かすのが一番、お金もかからないし...
こうも寒いと、独り言まで元気がなくなってくる。
いかんいかん、これでは戯れ言使いの名が廃ると、僕は上着をハンガーからはずそうと立ち上がった。
と、腰を浮かせかけたその時、床の上で携帯電話が暴れだした。
その煩わしさといったら、どこか昔の「あの」子を思いださせる。
元気すぎるくらいに元気な、あの子。
ぴーちくぱーちくという形容詞がよく当てはまる喋り口。
でも、憎めない性格。
...でも、もう過ぎた事。
とりあえず、僕は動き回る携帯電話をなだめようと、通話ボタンを押した。
「やっほー!いーちゃん!」
スピーカーを耳に当てるまでもなく、空気を通して伝わる、彼女の声。
間違いなく、世界で最も恐るべき情報工学の権威、
若干19歳にして、かつては世界を恐怖の渦に陥れた“チーム”の元リーダー。
元気で、純粋で、頭がよくて、でも一人じゃ生活出来そうにない。(というか事実できない。)
どこかとぼけたところがあって、それでいて見るところはしっかり見ていて、理解して。
聞き間違えることのない、あの久渚友の声だった。
「...やあ...」
いくら、唯一無二の友達とはいえ、電話に出ていきなりこのテンションはさすがに僕も引いた。
といっても、ほんの数センチほどだけ。
「あれれぇ?いーちゃん、せっかく僕様ちゃんが電話してあげたというのに、もしかして眠いのかなぁ?」
...別に、変わらない。いつもとまったく変わらないテンションだった。
ぼくも、友も。
「いや、大丈夫。ちゃんと起きてるよ。どうした?友。」
「んふふー、あのね、あのね。」
本当、僕と話している時、友は嬉しそうな顔をする。
いやもっとも、電話では相手の顔は見れないからそんな事はわからないのだが。
僕はテレビ電話等という高度情報機器は持ち合わせていないし、千里眼を持ち合わせてもいない。
…千里眼…
その単語を思い浮かべたとき、僕はまるで、冷凍されたこんにゃくを程よく解凍してから
背中に入れられたような。否、冷凍液を脊髄に流し込まれたようなおぞましい感覚に包まれた。
勿論、この世で最も相性の不一致を見た、あのおぞましい占い師が連想されたからだ。
「新しいアプリが出来たから、いーちゃんに見せてあげようと思って。」
思い出したくない過去に向きつつあった心を、強制的に現代へと引っぱり戻す。
さて、友はいま何と言った?
思考に気をとられて聴覚まで意識が回っていなかった。
「あ、悪い。なんだって?」
「アプリだよ、ア、プ、リ。 だからさ、家に来ない?」
「友、そっちが目的だろ。」
「へへー、ばれた? 最近いーちゃんに会ってなかったからさ、もうそろそろ電池切れっぽくてねー。」
そこまで言われると、その先はおのずと見えてくる。
「充電したい、んだろ?」
「さっすがいーちゃん!その通り!!」
僕に見えるべくもないが、多分友は今、子機を左手に、右手でピースでも突き出している事だろう。
僕は了承の旨を伝え、すぐに行くよと言って電話を切った。
ぼくは、上着をハンガーからはずすと、床に放置されていた鍵を手にとり、巣を後にした。
愛用のベスパが唸り声をあげる。
寒空に、マフラーが白い煙を吐き出す。
ぼくは一直線に、友のマンションへと駆け出して行った。
〜行けよ。その先が生か、死か。そんなことは知ったことじゃない。〜
相変わらず、でかいマンションである。
友のマンションを見る度、ぼくはまじまじとそのてっぺんを見上げてしまう。
否、勿論ある日突然マンションがミニチュアになったら、ユリ・ゲラーも真っ青の大事件だが。
「友も、平屋に住めばもう少し外に出るようになるかもしれないけどなぁ。」
一人で極端な上下動が出来ない友が、どうしてこんな馬鹿でかいマンションに居を構えているのか、
その理由は今だにわからない。(友の財力をもってすれば、一軒家なんぞ弁当のように買えるはずだ!)
馬鹿と煙はなんとやら…というが、友を馬鹿よばわり出来るやつはこの世に存在するまい。
…煙のようにつかみどころがない、という意見は、もしかしたらあるかもしれないが。
「...ッヘックショイ!!クシュン!!ヘックシュイ!」
思考をかき乱すかのように、くしゃみは突然訪れる。
「...くしゃみ三回、美人の噂...」
たぶん、噂の中心であろう友の元へ、行くために。ぼくはエレベータに乗り込んだ。
数十秒間の、重力変動。
体重が軽くなり、
体重が元に戻り、
体重が重くなり、
体重が元に戻り、
ドアは開いた。
ぼくは迷いもせず、目の前の扉を開ける。
表札など、気にする必要もない。このフロア、全てが友の家だ。
「友ー!来たぞ!」
…………
返事がない。
と、いうことは、OKだな。
他人にはよくわからない論理を組み立てて、僕は靴を脱いだ。
返事がないと言う事は、問題なし、だから。
別に屁理屈ではない。 それが、いつもの友のパターンだから。
「友ー! どこだぁ?」
「うに?あ、いーちゃん! どうしたの?」
相変わらず、ぼくにはよくわからない画面とにらめっこしていた友は、くるりとその小さな体を反転させて
こちらに顔を向けた。
顔を向けた勢いでそのまま僕の腕へ、スピードを殺す事なく、むしろ加速して飛び込んでくる。
腕にぶつかる、数瞬前にぼくは半歩下がり、その衝撃を殺す。
「へへー、いーちゃん、久しぶりっ! どうしたの?急に。」
無垢という言葉がしっくりくる微笑み。
この無邪気な女の子が、死線の蒼(デッド・ブルー)という異名を欲しいままにし、
世界中を恐怖の渦に陥れていたとは、到底想像し難い。
「あぁ、約束どお...」
いいかけて、僕の思考回路が一旦停止する。
「うに?僕様ちゃん、約束なんてしてたっけ? おっかしいなぁ。忘れるなんて事、あるはずないのに…」
確かに、そうだ。友に限って、忘れるなんてありえるはずない。
他には及びもつかない記憶力を誇る友が、こんなに単純な短期記憶をできないはずがないのだ。
「友、電話しただろう? 新しいアプリケーションが出来たから来い、って。」
無邪気な笑顔が一転、困惑の表情に変わる。
「新しいソフトができたのは確かだよ。 午後にでも電話しようと思ってたんだけど...」
「え、だって確かに友から電話が...」
妙なすれ違いだ。
ありえるはずのない、すれ違い。
「いーちゃん、」
友の言葉が、伝わる。
「まさか、予知能力?」
…予知能力…
千里眼に負けず劣らず縁起の悪い言葉。
『閉じられた空間』『絶海の孤島』『天才の集結』『ねじれた人間関係』
芋づる式に連想しても、いいイメージは皆目見つからない。
否、一つだけ見つけた。
『千賀 ひかり』
(そんな事を考えている場合か!)
律儀に自己突っ込みをいれてから、話を元に戻す。
「縁起でもない事を言わないでよ...。確かに、携帯に電話が来た。」
「...?...」
小首をかしげて、友が考える。
「発信先は?」
「ここだよ。確かにここの番号だ。」
ポケットから携帯をとりだし、着信履歴を見る。
たしかに、「久渚 友」との表示。
「ま、いいや。僕様ちゃんは、いーちゃんが来てくれただけで嬉しいのさっ!」
「あれ、気にならないのか?友。」
いつもの友なら、真っ先に事の真相を調べようとするだろうに。
「今、全てのCPUをコンパイルに動員してるからね、調べようにも調べられないんだよ。」
...友のCPUを総動員してなお、こんなに時間がかかるなんて、いったいどんな規模のソフトですか。
ER2プログラムで情報工学を勉強した割には、お世辞にも僕の知識は詳しいとは言えない。
でも、少なくともWindowsや、MacOSに匹敵する規模のソフトであることは間違いあるまい。
「それよりいーちゃん。」
友の小さな手が、ぼくの袖を引っぱる。
「充電させて! そろそろ電池切れなのです。」
肩に、心地よい重みがかかる。
僕の返事も待たずに、友は飛びついてきた。
体を支えながら、ゆっくりと姿勢を低くして、友が楽な高さまで下がる。
本当、この小さな体のどこにこんな頭脳が入っているのだろうか。
実に嬉しそうな顔をして僕に体重を預ける友は、とてもじゃないが19歳には見えない。
とびっきりの上質の材料で作った、とびっきり上質なビスクドールのような
繊細さ、はかなさ、脆さを備えた子供。
そのギャップが、しばしば僕の頭に小さな混乱を巻き起こす。
脆性の心をもった天才技術者。
ある人は死線の蒼と呼び、ある人は青色サヴァンと呼んだ。
両者に共通する“アオ”は、決して髪の色を指しただけではないのではないか。
青という色の持つ、冷たさ、静かさ、平静、不安、英知、etc...etc...
そのイメージをこの小さな娘に感じたから、そう呼ばれたのではないか。
当時単身アメリカに行き、いわば‘蚊帳の外’だったぼくに、そんな事を
語る資格はないかもしれないが、そんな気がした。
…ダカラ、ナオモ コノコハ チイサク、カワイク ミエルノデハ ナイカ…?
いわば、母性本能のようなものかもしれない。
彼女の才能に踊らされず、ひれ伏さず、驚かず、恨みもしないぼくだからこそ、
隣にいて、この子を護ろうという衝動にかられるのではないか。
ソウイウモノニ ワタシハナリタイ。
「……引用、宮沢賢治。……」
「うに?何か言った?」
僕の体に腕を回したまま、友が言う。
「いや、独り言。」
「いーくんの体、あったかい。ほっとする。」
それは、ぼくもいっしょ。
そう、友はビスクドールなんかじゃない。
温かい血の通った、人間だ。
「うし、充電完了なんだよ、いーちゃん。」
ぼくは返事の代わりに、友を抱えている腕を、ちょっとだけきつくしてみた。
「いーちゃん?」
「ごめん、もう少しだけ。」
…もう少しだけ、このままでいさせてください。
…もう少しだけ、素直にさせてください。
…もう少しだけ…もう少しだけ…もう少しだけ…
耳元に、囁きよりなお小さい友の笑い声が聞こえる。
無邪気で、嬉しそうな、くすくすといった笑い声。
つられて、ぼくまで笑ってしまう。
小さな小さな笑い声のデュエットは、だんだん大きくなって、どんどん大きくなって。
二人とも、笑い転げてしまった。
「いーちゃん、どうしたのさ?」
「別に、なんとなく、だけど...」
ぱっ、と両手を離して温かな拘束から友を解放する。
「友、後で頭洗おうな。」
「うー、いーちゃんのいじわる。」
「もう、結構べたべたになってたぞ。洗わなきゃ、だ、め。」
「うー。わかったよ、いーちゃん。」
主人の文句とは対照的に、妙に元気な電子音が響いた。
「あ、終わったみたい。」
ものすごい勢いでキーを叩くと、それに呼応するように画面に大量の文字が出現する。
機械嫌いには見たくもない光景だろう。
パソコンから返ってくるメッセージも英語ならコマンドも英語。
「何を作ったんだ?」
「それは後でのお楽しみなんだよ。 今は不思議な電話の主を調べているところ。」
そうだ、すっかり忘れていた。 そもそもぼくは今日電話で呼び出されて来たんだっけ。
発信元不明の電話。
「...ログが書き換えられた跡がある...。」
「え?ログ?」
こいつ、たかだか数分のうちに携帯会社のサーバーに侵入したらしい。
「んー、書き換えた人の名前は...z...e....r...o...」
こりゃまた、不吉な並びだ。
どうも今日は厄日も厄日、大厄日らしい。
「友、もういい。 犯人がわかった。」
「うに?いーちゃんもわかった?」
...ここまで決定的な証拠を出されてわかったもへったくれもない。
ぼくは、一歩下がって、二歩下がって、空に向かってつぶやいた。
「そろそろ、気は済んだんじゃないですか?」
〜結果なんて。 あるとわかってれば十分。〜
携帯が鳴った。
ぼくのつぶやきに応えるように、寸分の隙もなく。
ぼくは黙って携帯を取り出し、通話ボタンを押した。
『やっほー!いーちゃん!すごいね、大正解だよっ!』
…友の声…
『どうしてこんなに早く気付くんですかっ!』
…千賀ひかりの声…
『まったくもって、十全な答えですね。 あなたとは仲間になれそうですわね、お友達(ディアフレンド)』
…石丸小唄の声…
『……………』
「…てる子さんですか?…」
『姫ちゃんの方が良かったかい?』
「それより、いいかげんに姿を見せたらどうですか、哀川さん?」
刹那。
背後から空気の切れる音がした。
「やっぱり、天井裏にいましたか。」
ぼくは微動もせず語りかける。
「あぁ、この間ここに通路があるって知ったからな。 名前で呼べと言ってるだろう?いーたん?」
久渚友の青に対して、彼女は常に赤だ。
赤の請負人。
「そうでも言わないと、出てきてくれないと思ったので。」
振り返ると、そこには人類最強がいた。
「潤さん?」
赤い、人類最強。
哀川潤。
「わざわざ人類最強を敵に回さなくてもいいのに。」
哀川潤は
すらりとさらりと、それがまるで当然であるかのように当り前であるかのように、
息を吸うように息を吐くように、落ちていく花瓶のように飛んで行ってしまう風船のように、
優しく厳しく、いつも通りの口調で言った。
自分で自分のことを、“人類最強”と言ってのけた。
そう、そういう奴だよ、彼女は。
「…ずいぶん厭味ったらしい奴だとかなんとか考えてないか?」
「それで結構。」
「つれないなぁ、もう少し遊んでくれてもいいのに。」
そのどぎつい容姿とは裏腹に、言っていることはかなり子供っぽい。
「もう、十分遊んだでしょう。 本当に、請負人が依頼もないのに動いてどうするんですか。」
「依頼人は、自分さ。これで十分。」
...相変わらず自分勝手な人だ。
それでこそ、哀川潤。
「おかげで、いいもの見せてもらったよ。いーたんが甘えてる所なんて、
一生に一度見れるか見れないかってところだからね。」
「友、なんか言ったら?」
さっきから黙りこくっている友をぼくは見た。
にっこりと笑って、ぼくに友が言う。
「僕様ちゃんは、いーちゃんを信頼してるよ?」
...任されちまった。...
折角、友の言葉で話の筋をそらそうと思ったのに。
「とりあえず、天下の請負人はそんなに暇なんですか?」
「人聞きの悪い。休暇中と言っておくれ。この後、すぐまた出発しなきゃならない。」
「...だったら益々何やってるんですか...本当、神出鬼没ですね。」
「その方が、格好よさも倍増するってもんだ。」
「人助けなら、ですけどね。」
合間のない、会話の往来。
「本当、つれないなぁ。 ついこの間は喫茶店でキ…」
一瞬の、合間ができた。
否、潤さんはわざと一瞬の合間を作った。
勿論、ぼくはその合間を逃すわけにはいかず。
「潤さん!」
「あれれぇ?いーたん、顔が真っ赤だよ?もしかして、あれが始めてだったとか...?」
ぐっ、と言葉に詰まる。
1秒程遅れて、潤さんが大仰に笑う。
「いーたん、この私が読心術も心得てる事を、忘れてもらっちゃあ、困るね。」
...全て、お見通しだった。...
結局、その後潤さんはさっさと仕事に旅だっていった。
「...充電した電池を、一瞬にして放電されたみたいだよ...」
「うに?なんか言った?」
相変わらず無邪気な笑顔で、友がぼくに話しかける。
「いや、別に。 ...なにしてるんだ?」
モニタに、妙な画像が表示されている。
四条..五条...この辺りの地図じゃないか。
「...潤さんに発信機をつけてみたんだよ。スーツから、車のシートにつくようにしてね。」
地図上に表示されている赤い点は、碁盤目状の京都の街をずんずん突き進んでいく。
速い。あきらかにスピード違反だ。いや、この際そんな事はどうでもいい。
問題は、その動いている点がいきなり消えたこと。
「あれ、おかしいな。電波がとぎれた...?」
かちゃかちゃと、友がキーをがちゃがちゃといじくる。
「故障か?気付かれた?」
ぼくは横からモニタを覗き込んだ。赤い点の軌跡はぷっつりと、途中でなくなっている。
「いや....他の電波と混線してるみたいだね。」
「ラジオか、携帯?」
「いや...」
友がすこし口ごもる。
「盗聴機の周波数帯を使っているんだけど...」
ぼくはしばらく情報を頭の中で転がした。
「友、すぐに天井裏の抜け道を調べてこい。」
「え?今??」
「そう、今すぐ。 電源配線周りに気をつけて。」
しばらく、友はごそごそと天井裏を動き回って、また元の部屋に戻ってきた。
天井から頭をさかさまに突き出して。
「あったよ、いーちゃん。大正解。」
ぼくは、その頭の真下に移動する。
それを見計らって、友が上からばらばらと“あれ”を落として来た。
10個ほどの、盗聴機。
と、友自身。
危うく、ぼくは盗聴機のほうに気をとられてしまうところだったが、なんとか両腕で友の体を
受け止める。
「へへっ、これでもう邪魔はなしだよ?いーちゃん。」
「再充電、かな?」
復活した発信機の電波は、なぜか地主神社で止まっていた。
“True voice,Imitation voice.” is Very Happyend.
Fin.
後書き
BBSで予告した通り、書いて見ました。
この先を続けてミステリーに、との要望も実はあったのですが、
私にはトリックを考えるだけの頭がありません...。
まぁ、そのうち思いついたら続くかも、ですね。
小説の中味についてですが、結構実験的な小説です。
表現の仕方とか、おもいっきり原作をまねしてます。
だから原作を知っている人なら、にやり、と楽しめる所も多いかと。
白文字イタリックで書かれた文は、各章の冒頭にある、小見出しのようなもので、
これも原作からの踏襲。
小説の最後に英語のコメントがつくのもですね!
京都の地理に詳しくない方のために補足。
地主神社(じしゅじんじゃ)とは、京都の清水寺へ登る道の途中にある
比較的小さな神社です。しかし、恋愛成就の神社として、有名。
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