どうしょうも無くくだらないSSシリーズ 第2弾 「ある日のパソコンの中」
製作/著作:高速なレッドマウス (別名 空の通り魔こと、百式司令部偵察機V型甲)
登場「物」
本編---------------------------------------------------------------------------------------------------
..パソコンの中は、色々と大変である。
各部署(CPU、メモリなど)総動員でユーザーからの指示を受け、それを解読、実行と、不眠不休、重労働。
おまけに終わったと思ったら次ぎの命令.......
実際にこんな事が現実で行われたら「労働基準法違反」という事になるが、パソコンに「労働基準法」は
適用されない。
そんな数ある部署の中で一番忙しいのが、今回紹介する「CPU」と「メモリ(RAM)」である。
それではどれだけ彼らが忙しいのか、見てみる事にしよう。
ぼちっ(パソコンのスイッチが押される)
ピコッ(起動時になるいつもの音)
BIOS:ふっあ〜〜っ、よし、今日も一日頑張るぞ、まずは各部署のチェックをしなければ.....
各部署の起動と動作環境の整理........完了。
異常.........無し。
よし、CPUをたたき起こさなきゃ、
起きろぉーーーーーーーーーっ!
CPU:くそっ、BIOSめやけにはりきってやがる、こっちは眠いのに......
あーあっ、また重労働の始まりだ.......
さて、OSを呼び出すか.....HDDへのアクセス開始。
カリカリカリ.....
HDD:おっ、ようやくWindowsの起動だ、まずはConfing.sys(コンフィング シス)を
読みこんで........次ぎにAutoexec.BAT(オートエグゼク バッチ)を読みこんで.....
よし、CD-ROMドライブの認識完了......
WIN!(Windowsの起動命令)
カリカリカリ.....
Windowsの起動終了。
CPU:ふぅ、ひと段落ついたぞ...っていきなり3Dソフト(myShade2 )の起動ですか?
ひぇーーーーーっ.......
HDD:えーーとっ、my Shade2のプログラムファイル(my Shade 2.EXE)は何処だったけ、
えーーっ、レジストリ(ファイル情報のデータベース)を確認しよう
......あっ、Bドライブのmy Shade2フォルダ中のmy Shade 2フォルダの中か、
よし、起動してメモリへ書き込もう....
RAM:おっ、Windowsからのメモリの要求だ、
なになに、..64MBの要求?、実装48MBしかないのに?!....仕方ない、
入りきらなかったデータはスワップファイルへ書き込むか
カリカリカリ.....
HDD:おっ、スワップデータが来たぞ、
なになに、..17408KB(17MB)のデータをWIN386.SWP(スワップファイル)に
書き込んでほしい?、...あーっ、空き領域が減って行く.......
カリカリカリ.....
518MBの空き領域が、501MBに一時的に減りました。
CPU:次ぎはモデリング作業か、....よし!、ならば彼らを呼び出すことにしよう、
3D Now!(AMD K6x版 MMX(Pentiumの3D処理用のプログラム)の事)、仕事だぞ!
CPU(3D Now!):はーいっ、それでは仕事を開始します、
浮動小数点演算(3Dなどの 立体物の処理をするための計算で、各種3D表現には
整数演算の次ぎに重要な計算方法の事)、開始!
うっ........計算が意外と多いぞ、
.................(処理中)
............................(処理中)
....................ふぅ、終わった!
はぁ〜〜っ、あー重労働だった.......って今のがクイックレンダリングだったって!?
って事は本番(レイトレーシング)はまだ先の事?!
数分後、
CPU:お、本番のレイトレーシングが行われるみたいだ、
おい、3D Now!
CPU(3D Now!):はいはい、それでは仕事再開、
...........................(処理中)
げっ、光源演算(物体に当たる光の計算)がやたらと多いぞ、こりゃあ時間がかかるな....
まっ、ラジオシティ(熱の放射による伝導(伝わる事)をCGに転用した物で、
対象の物体を幾つかの小さな面に分解して、それぞれの面での光のあたり具合を
計算する演算方法)が無いだけましか.........
数時間後、
CPU:...ふぅ、ようやく終わった......あーーーーっ、疲れた......って休む間もなく次ぎの命令だ.....
はぁ、.....なになに、「秀丸エディタ(メモ帳の高性能版)」を起動して、
AドライブのMy Documentsフォルダの中の高速なレッドマウス (別名 空の通り魔こと、
百式司令部偵察機V型甲)フォルダの中の高速なレッドマウスのOSSフォルダから「簡易用語集.TXT」を
読み出して、メモリに入れろ?、
まっ、さっきよりは簡単な仕事だな、よし、HDDへアクセス!
HDD:おっ、今度はテキストファイルの呼び出しだ、
えーーとっ、簡易用語集.TXTだな、......見つけた、じゃあメモリに書き込むか.........
RAM:おっ、秀丸エディタの起動だ、それじゃあ要らなくなったデータは消すか、
.......消去完了、出来た空き領域に秀丸エディタと簡易用語集.TXTを書き込むか、
数分後、編集が終わり、秀丸エディタを終了しました。
RAM:よし、秀丸エディタのデータと簡易用語集.TXTをメモリから消すか、
....消去完了、
CPU:おっ、Windowsをシャットダウン(終了)するみたいだ、
よし、今までのデータをHDDへ書き込んで、終了処理をして.....
HDD:よし、更新データを書き込んだぞ、電源を切れる状態にするか、
CPU:よし、電源を切れる状態にして、画面に「コンピュータの電源を切る準備が出来ました」と
表示させて一日の仕事終了、さて明日までゆっくりと休むか.........
ぼちっ(電源スイッチが押されて電源が切れる)
ぱちぱちぱち...(ディスプレイの内部放電)
と、まぁ、ユーザーの見えない所では色々大変な事になっているのです。
それては、終わり。
〜あとがき〜
今晩は、高速なレッドマウス (別名 空の通り魔こと、百式司令部偵察機V型甲) です。
今回はパソコンについてのSSを書いてみたのですが、なんか切れ味の悪い終わり方となってしまいました、
ごめんなさい。
んで、今回のSSなのですが、このようなと事を書こうと思ったきっかけは、
ある日、何気なくパソコンをいじっていた時に「あっ、今パソコンの中ではどのような事が行われているの
だろうなぁ...」と考え出したのがきっかけで、私の持てるパソコンに関する知識を使って一部解説を交えながら
書いてみました。
ただそれだけです、特に深い意味はありません。
なお、この話しは「ノンフィクション」です。
何故かは、「実際に私の使っているパソコンの話し」だからです。
だからメモリの合計容量や、AやBドライブなどと実際のドライブ名などを記述しているのです。
フィクションものだったらこのような事は書けませんね、パソコンによってはまったく異なっていますから。
ちなみに、この私の使っているパソコン(PC-9821 V12 S7R/A)は今から5〜7年ほど前の機種で、
当時Windows95が発売された時に誕生したパソコンです。
その時はまだPentium4などのカートリッジタイプのCPUは出回っておらず、
マザーボードのCPUソケットも、ソケット5/7と言う規格の物を使用していました。
このソケット5/7とは、ZIF(ジフ)ソケットの事で、工業用金でメッキされたピンがCPUの裏に
くしのように並んでいるCPUを、ソケットに差し込んで使用するタイプで、
主に初期のPentiumシリーズ及び、その互換CPUで使用されたいた規格の物。
そのため当然CPUはPentiumシリーズを使用しており、作動クロックも120MHzとかなり低い物が
「当たり前のように」使用されていました。
そして私がこのパソコンと出会ったのは1年ほど前の事で、今は無き某中古PCショップで3万円位で
売っていました。
その後120MHzではどうしようもなくスペックが悪いので、Pentium166MHzに乗せ換えたの
ですが、マザーボードのジャンパピンの設定方法が解からなかったので、
実際は120MHzのままで使っていた事と同じ事になってしまいました。
そして去年、クリスマスプレゼント(?)でようやくまともなCPUを手にする事が出来、
今日に至っている次第です。
それでも現行機種から見ればかなりスペックは低いのですが、これは将来自分のお金でPCを買うまでの「繋ぎ」
として使用しているPCなので、特にこれ上のスペックアップはしない予定です。
最後に今回のSSの主役が使われているPCの現在のスペックを説明して終わりたいと思います。
モデル名:PC-9821 V12 S7R/A
メーカー:NEC
OS:Windows95 (初期プリインストール版+α WindowsVersion 4.00.950)
搭載しているCPUの種類:AMD K6U 359.28MHz(ベースクロック 60MHz)
RAMの合計容量:48MB(うちシステム管理に1MB使用されているので、実際は47MB)
HDDの容量:812MB(論理フォーマット時の手違いで、850MBが812MBになってしまいました)
CD-ROMドライブの速度:倍速ドライブ
FDD:1ドライブ(2HD/2DD 1.44MB/720KB FD使用可能)
VRAMの容量:2MB
チップセット:不明(多分 i8xxチップセット辺りと思われる)
搭載しているバスの種類:Cバス×2(SCSIボート着用で残り1スロットル)、PCI×1(未使用)
ハードウェアの増設:外付けSCSI HDD(容量 1GB)、EPSON PM-770Cインクジェットプリンタ
ドライブスペース使用の圧縮論理ドライブ×1
と、まぁこんなスペックです。
*なお、スワップファイルの正式なスワップ方法や、Windowsのメモリ取得に関する複雑な説明は
していません。
そのため、事実と異なる部分がありますが、読みやすさを優先しての事です、ご了承下さい。
(って言うか、現在手元に資料がないので....)
追伸:今回から秀丸エディタを従来のVersion2.26から、Version3.12へ変更しました。
以後はこのバージョンでいきたいと思います。
高速なレッドマウス (別名 空の通り魔こと、百式司令部偵察機V型甲) でした。
*この電子小説は秀丸エディタ Version3.12で作成しました。
このような素晴らしいエディタを作ってくださった斉藤 秀夫氏、山田 和夫氏には心から感謝の意をささげます。
製作/2002.03.08 PM 07:19
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